風が強い時のテントの張り方
こんにちは、まめ蔵です。
キャンプを始めた当初は、キャンプの大敵は雨だと思っていたのですが、雨より強敵がいました。
「強風」です。
何度か、無謀にもこの強敵に立ち向かったのですが、自然を甘く見てはいけません。見事にテント2基破損させてしまいました。
その経験を踏まえて「風が強い時のテントの張り方」のお話をさせていただきます。
無理して張らない。撤収の勇気も
冒頭から身も蓋もないお話になってしまうのですが、強風が吹き止まないときは撤収することもテクニックの一つです。
場所にもよりますが風速10mを超える様なときはテント崩壊だけでなく、枝や物が飛んできて大けがをする可能性もあるので無理をすることは止めましょう。
自然の力を甘く見てはいけません。
設営する場所を選ぶ
なるべく風を受けない場所を探します。
選べるようであれば林間サイトを選択しましょう。木々が風を遮り、影響を受けづらくなります。
そもそも、林間サイトが無い場合は風を遮れそうな建物の側や壁の側などがおすすめです。
オートサイトなら風上に車を
オートサイトの場合風上側に車を停めます。
車を風よけとして使います。
様子を見て、風が弱まってから
風が強い時はいきなりテントやタープの設営をせず様子を見てみましょう。
時間ごとの天気予報を見て、風が弱まる時間を見極めるのも有効です。
テントの向きはとても重要!出入口は風下に
テントの向きは出入り口が風下側に向くように設営します。
風上側に出入口が向いてしまうとテント内に風が大量に入り込み、飛ばさせるリスクが上がってしまいます。
風向きは常に変わっていくので、しばらく様子を見て風向きを見極めるのも大切です。
また、先に張っているベテランそうな方の様子を見て判断するのも有効です。
設営はペグダウンから
ペグダウンせずテントを立ち上げてしまいますと、風に煽られ設営が困難になります。
ペグダウンの順番は風上側からペグダウンすると楽です。
ペグは抜けずらい長めの鍛造ペグかクロス打ち
風が強い時はペグが抜けやすいので、抜けずらいペグを使用することをお勧めします。長めの鍛造ペグがおすすめですが、無ければペグを2本使いクロスして打つクロス打ちも有効です。
また、ペグはしっかりと深く刺しましょう。
張り綱をしっかり張る
強風時は張り綱を全てしっかりと張ります。
張り綱をしっかり張ることでテントの強度を高めることができます。
まとめ
「風が強い時のテントの張り方」はいかがでしたでしょうか?
自然の力の前に人間は無力です。危険を感じたらすぐに撤収するのもテクニックです。
無理をせず、安全を心掛け楽しいキャンプライフをお送り下さい!!
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